不動産投資をしようとすると周りが止める?ドリームキラーの解説&付き合い方まとめ

不動産投資は、これからの資産運用を考える上でとても魅力のある投資の一つです。

しかし、そんな不動産投資をしようとすると、必ずといっていいほど、周りから止めが入るケースが数多くみられます。

確かに、不動産投資に限らず投資にはある一定のリスクが伴います。しかし、不動産投資は、少額からの投資や不動産投資向けの融資を組み合わせた運用も可能であり、適切にやればリスクのコントロールをしていくこともできます。

それではいったいなぜ、不動産投資をしようとすると周りが止めてくるのでしょうか。

そこで今回は、周囲が不動産投資を止めるのはなぜなのか、投資全般を全力で阻止する「ドリームキラー」とはいったいどんな人たちなのか、そして、不動産投資を周りが止めてくる時にはどのように対処したらいいのかについて、解説していきます。

不動産投資をしようとすると周りが止めてくる?

不動産投資をしようと思っている人に、周囲の人間が「やめろ」「そんなうまい話はないだろう」と言ってくることがあります。

というより、不動産投資に踏み出した経験のある、ほぼ全ての人がこうした経験を一度はしているはずです。不動産投資をしている現在でも一定数言ってくるドリームキラーはいます。

いったい、なぜ、このようなことが起こるのでしょうか。その理由と対処法を解説していきます。

周囲が不動産投資を止めるのはなぜ?

不動産投資を始めようとすると、周囲から「やめておけ」と言われることがあります。これは何故なのでしょうか。

これにはいくつかのパターンがあります。以下で、解説していきます。

他人の成功を見たくないから

「社会的証明の原理」と言われますが、あなたが自分とは違う世界に行くことを拒む人は多いです。みんないっしょが良いという心理です。日本人の悪い癖の1つです。「みんなと違うことが怖い」という思考です。

反対する人にとっては未知の投資である不動産投資をあなたにしてほしくないのは自分だけが置いていかれるのが怖い心理ということです。

逆に定期預金や保険のように誰もが加入しているものであれば反対してこないというわけです。

一般的に不動産=危ない、儲からないというイメージがあるから

一般的には「不動産=あぶないもの」という認識があります。これは「不動産投資はハイリスク・ローリターン」といったイメージがあるからでしょう。

往年のバブルを知る世代はなおのこと、この傾向があります。

もちろん、不動産投資にリスクが全くないというわけではありません。しかし、リスクをコントロールしながら運用することで、不動産投資のリスクは最小限に抑えることができます。

一般的に「不動産投資=ギャンブル」とのイメージがあるから

「投資=怪しい、悪、バクチ」といったイメージが先行しているため、不動産投資=ギャンブルと思われてしまうことが多いのも事実です。

確かに不動産投資は「元本が保証されているわけでもない」ので、リスクがあることには違いはありません。それゆえに、やはり不動産投資=ギャンブルと思ってしまう人がいることは事実であり、そうした人からむやみに止められて、心理的にきつい思いをする人も多くみられます。ただ、止める人がお金で成功している確率はほぼありませんが。

「不動産投資は借金まみれになる」という風潮があるから

不動産投資は多額のお金がかかる割には、リターンが少ないと考える人もいます。そのため、「不動産投資は借金まみれになりやすい」という印象が根付いてしまっています。

しかし実際には、不動産投資は少額からの投資や不動産投資向けの融資を組み合わせた運用が可能なものです。しかも長期的に、かつ現在の情勢を見れば、利益が出る投資方法であると言えます。定期預金や保険などに比べると圧倒的に良い利回りなのですが、気づいていない人が多いのが現状ですね。

投資全般を全力で阻止する「ドリームキラー」とは?

夢に向かって頑張ることや、将来のために、と取り組む投資全般を全力で止めようとしてくる人間が一定数存在します。こういった人たちのことは「ドリームキラー」と呼ばれています。

ここでは、彼らの特徴と傾向を解説していきます。

ドリームキラーの特徴1:善意で「目を覚まさせようと」としている

彼らは「あなたのためを思って」と、投資全般を全否定するような言動をとってきます。

例えば「不動産投資はやめたほうがいい」とか「真っ当に働こう」などといった具合です。

しかも、彼らの多くは「自分は正しい」と思い込んでいますし、「あなたのためを思っている」と信じて疑いません。

だから、なかなか説得に応じず、むしろ「なんで分かってくれないんだ」と怒り出す始末です。むしろ止めている自分に酔っていることが多いのです。

ドリームキラーの特徴2:根本的に無理解で止めてくる

そもそも根本的に、彼らは無理解で「何か自分たちの理解が及ばないことをしている=危険」と判断しがちです。自分が知らないことに対して警戒心を抱くのは、ある意味人間の本能のようなところもありますが、彼らは特にその傾向が顕著です。

そして往々にして本人に近い間柄の人がこうした「ドリームキラー」になってしまう傾向にあります。つまり、身内が一番の敵だったりするのです。

ドリームキラーの特徴3:【厄介】こちらの説明を聞かない

ドリームキラーの人たちは、「不動産投資は絶対に損をする」と決めつけてかかっており、どんな説明も聞いてはもらえません。だから、何を言っても伝わらないし、そもそも聞く耳を持たないのです。

これは、彼らが「こんな美味しい話が転がっているはずがない」という固定観念に囚われているからです。だから、いくら言葉を重ねても無駄ですし、下手に反論しても火に油を注ぐだけです。実際にはおいしい話ではなく至極当然な話なのですが、自分の経験以外は認めたがらないのです。

このように、とても厄介な話なのです。

不動産投資を周りが止めてくる時の対処法

では、不動産投資を周りが止めてくる時の対処法としては、どうすればいいのでしょうか。いくつか対処法を紹介していきます。

まずは相手の話を聞く

とにかく、まずは話をしっかりと聞き、相手が何を言いたいのかを理解しましょう。その上で、相手にも分かるように丁寧に説明してみます。それでもダメなら、一度席を外すなどして、時間を置くのもいいでしょう。

いずれにせよ、冷静に話し合う姿勢を持つことが何よりも大切です。

相手の立場になって考える

そもそも相手はなぜこうまでして止めてくるのでしょうか。

それは、止めてくる人たちは、「あなたのため」と言いつつ、実は自分の価値観を押しつけてきているに過ぎないからです。上でも述べたように、彼らからすれば「100%善意」で止めてきているケースが多いのです。

なので、まずは「相手の立場」に立って考え、相手の善意にはまず敬意と感謝を伝えることにしましょう。その上で自分の意見を伝えるようにするとよいと思われます。

「相手の気持ち」を理解した上で、自分の意見を述べるようにすれば、きっと相手にも伝わるはずです。

そもそも相談をしない

不動産投資について誰にも相談しないという手もあります。そうすればドリームキラーと出会うこともありません。配偶者がドリームキラーになることもありますが、成功してしまえば手のひら返しなんてことはよくあることです。

最後の「決断」は慎重に

どうしても相手が納得できないのであれば、最悪の場合、自分の将来と相手との関係性とを天秤にかけたうえで、判断することを迫られるかもしれません。自分の叶えたい夢ややってみたいことを、そこまで妨げる人たちであれば、今後付き合いをしていく中で、不動産投資に限らず、あなたの行動や思考を色々と縛ってくるかもしれません。

ただ、できればそれは最終手段にしたほうが良いでしょう。

自分の進みたい方向性を最後まで相手が妨げてくるのであれば、残念ながら「そこまでの縁」と考えた方が良さそうです。経験者である私はそのあたり詳しいですよ。

まとめ

今回は、周囲が不動産投資を止めるのはなぜなのか、投資全般を全力で阻止する「ドリームキラー」とはいったいどんな人たちなのか、そして、不動産投資を周りが止めてくる時にはどのように対処したらいいのかについて、解説してきました。

不動産投資をしようとしたときに止めてくる人たちとは、まずは落ち着いて話し合いの場を持ちましょう。感情的になっても何も解決しないばかりか、かえってこじれてしまうこともあるので注意したいところです。

そして、こういったことで悩む時には、信頼度の高い不動産投資会社に相談してみるのも一つの手かもしれません。