名古屋でワンルームマンション投資はおすすめ?地域特性や人気の理由を紹介

いま、名古屋がワンルームマンション投資の界隈で耳目を集めています。

もともと名古屋は人口流入が多く、物価も首都圏と比較すれば比較的安いことから、ワンルームマンション投資において注目されてきたエリアです。

しかし、ここにきて名古屋駅周辺を中心に再開発が進んでおり、リニア中央新幹線の開業も控えていることから、今後も地価が上昇することが期待され始めました。

そこで本記事では、名古屋でワンルームマンション投資をする際のメリットや、各エリアの特性について詳しく解説していきます。

名古屋でワンルームマンション投資をするメリット

ここでは、名古屋でワンルームマンション投資を行うメリットについて解説します。

名古屋市はもともと大都市圏であり以前から人口規模が大きく、さらに市内の交通アクセスも良いため、古くから投資家の注目を集めています。

また、名古屋市内には大学や病院、工場なども多く立地しており勤務先も多数あることから、学生や社会人など様々な人々が快適な住環境を求めて集まるため、需要が高いという特徴があります。

上記を踏まえて、もう少しメリットを詳しくみてみましょう。

首都圏と比較して遜色のない人口増加傾向

名古屋市は、過去10年間で2.76%の人口増加を達成し、首都圏と比べても劣らない人口増加傾向にあります。

さらに、最近のデータでも市内への人口流入が続いており、人気エリアであることがわかります。

このように、名古屋市は首都圏に引けを取らない人気エリアであり、ワンルームマンション投資に適した場所といえます。

人気エリアを狙えば空室問題もある程度回避可能

また、名古屋市内でも特にこのあとご紹介するような人気エリアを狙えば、空室問題でさえもある程度回避することができるでしょう。

人気エリアには大学や病院、商業施設、オフィス街などが近接しており、こうした場所で働く、あるいは通学する方々からの快適な住環境の需要が高いためもともと空室率が低く、入居希望者が多く集まる傾向にあります。

踏まえて交通アクセスが良く、治安が良い場所を投資先エリアとして選ぶことで、安定した収益を期待することができます。

名古屋でワンルームマンション投資する際に知っておきたい地域特性

ここでは、もう少し名古屋の「地域特性」について解説してみます。すこしアカデミックな内容になりますが、深く理解しておくことで投資先としての判断がより適切に出来るようになるでしょう。

愛知県は、大きく尾張地方と三河地方の2つに分かれ、さらに尾張地方は名古屋、尾張、海部、知多の4つに、三河地方は西三河と東三河の2つに区分されます。この尾張地方の中心都市が、県庁所在地でもあり政令指定都市でもある名古屋市になります。

名古屋市の人口は2022年10月の時点で、東京23区を除いた全国の市の中でも3番目の人口の2,325,778人であり、これは愛知県全体の人口(7,497,521人)の31.02%に当たります。世帯数は1,143,119世帯(県の総世帯の 34.7%)で、平均世帯員数は、過去最小の2.03人となっており、単身世帯の増加が推測されます。

人口増加(2021年10月から2022年9月までの間)については、人口増加率は-0.01%とわずかに減少していますが、社会増減数では8,967人の社会増となっており、市内への人口流入は続いていることが見てとれます。

行政区は、16の区で構成されており、その区の名称は、千種区、東区、北区、西区、中村区、中区、昭和区、瑞穂区、熱田区、中川区、港区、南区、守山区、緑区、名東区、天白区となっています。

名古屋市のワンルームマンション投資におすすめのエリア

ここでは名古屋市内でも特にワンルームマンション投資におすすめのエリア(=物件需要の高いエリア)についてご紹介します。

なお、前提として東山線沿線が人気です。

名古屋駅(中村区)

名古屋駅は、東海エリアの最大のターミナル駅であり玄関口となっています。

JR線(東海道新幹線含む)、名古屋市営地下鉄、近鉄名古屋線、名鉄名古屋本線、名古屋臨海高速鉄道あおなみ線が乗り入れています。

また名古屋駅およびその周辺エリアは再開発が進められており、駅全体のターミナル化を計画しています。

さらにビジネスの拠点となるようにオフィスビルも続々と建設予定となっており、商業施設と駅を一体化させることで、利便性を高めることを目指す動きもあります

ちなみに2027年にはリニア中央新幹線が開業予定で、交通面での利便性が高くなります。

リニア中央新幹線の完成により、東京ー名古屋間の所要時間は約40分まで削減されると言われています。移動時間の短縮により、ビジネス・観光客の増加が見込まれています。

そして何と言っても名古屋駅周辺には、24時間営業のスーパーやドラッグストア、コンビニがあり、大型商業施設には医療モールも入っているため、安心して生活できる、そんなエリアとなっています。当然人気も倍率も高めですが、投資先としてはおすすめできます。

覚王山(千種区)

千種区からは覚王山をご紹介します。

覚王山エリアは千種区の中心に位置し、住みたい街ランキングでも常に上位をキープする人気の高いエリアです。

古き良き情緒が残るお店があったり、モダンでおしゃれなお店が多い街で、高級住宅街が多いことでも有名です。

ファミリー層に人気があり、大学も近くにあるため、学生や単身者向けのマンションも多数あります。文教地区になっており、学校・図書館・美術館などの教育施設が多く集まっています。

地下鉄東山線の駅のひとつであり、交通の便がとても良いことが特徴です。

名古屋駅までは約13分、栄駅までは約8分と、直通で行くことができます。同じ沿線には東山動物園や星ヶ丘テラスなどの人気スポットも多数あります。また、駅周辺の大通り(県道60号)には、生活に欠かせないスーパーや病院など便利な施設が揃っており、その一方で、大通りから一本奥に入ると静かな住宅街が広がっています。

覚王山は治安が良く、防犯意識の高い家が多くあります。財界人が住んでいるため、パトカーの定期巡回も行われており、防災面でも安心できる街です。駅周辺の土地は、地震・洪水・津波・高潮・液状化・土砂災害などの自然災害に強く、安心して生活することができます。なお、この自然災害への強さは、ハザードマップでも確認できます。

白壁(東区)

東区の白壁は、八事、星ヶ丘と並ぶ高級住宅地として有名です。

名古屋の中でも知らない人はいないほど歴史ある高級住宅街で、トヨタ自動車の豊田一族をはじめ、中京の財界を築いてきた人々も多く移り住んでいるといった話もよく聞かれるエリアです。

名古屋市役所や愛知県庁をはじめとした行政施設が集まるエリアで、江戸時代から続く街には名古屋市市政資料館、徳川園などといった文化施設や歴史的な建物も多く、落ち着いた雰囲気のある街でもあります。

昔ながらの街の雰囲気を残しつつ栄えている地域のため、地域全体が落ち着いており、静かで治安も良いとされています。

景観の保全地区にもなっているため、大きな複合ショッピング施設はないものの、栄も近いため、特に買い物には困らないでしょう。

交通の便も良く、主な最寄り駅である東大手駅からであれば栄町駅まで1駅の距離です。

栄には徒歩や自転車でもアクセスできる距離で、基幹バスは地下鉄と同じ程度のダイヤ間隔で運行しているため、便利です。

名古屋のワンルームマンション投資の収益UPの方法

名古屋のワンルームマンション投資の収益UPの方法としてご紹介できるのは、たったひとつ「いまがチャンスなので行動を起こしましょう」ということだけです。

ここまでご紹介してきたとおり、名古屋市は人口流入も多く、ワンルームマンション投資に適したエリアの一つです。

特に名古屋駅周辺や覚王山、白壁などの人気の高いエリアは、空室リスクが低く、需要が高いため、投資家にとって魅力的な選択肢といって決して過言ではないでしょう。

また、東海エリア各所、ひいては首都圏・京阪神との交通網も整備されており、これに加えて2027年にはリニア中央新幹線が開業予定という部分も見逃せません。

おすすめのエリアはどうしても人気エリアのため利回りは低めの傾向となります。今後も伸びていく名古屋は他にも魅力的なエリアが多数ひしめいています。

今後も利便性が高く快適な住環境としての需要が高まる可能性があるため、今のうちに物件を購入しておくことで今後の売却益が大きくなることが予想されます。

まとめ

今回は東海地方の雄、名古屋がワンルームマンション投資の投資先エリアとして人気である、ということにスポットライトをあて、地域特性からエリア情報、今後予測される人口動勢に関する情報についてもご紹介してきました。

結論としては、名古屋はいま最も投資先として検討すべきエリアの1つであり、くだけた言い方をすれば「アツい」エリアでもあります。

今のうちから信頼できるワンルームマンション投資会社を探し、情報を仕入れておくのもよいでしょう。

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